今年度の校内研修のテーマは「だれもが確かな読みの力をつける授業の工夫」です。
説明的文章を読むことを通して「読む力」「書く力」の向上を目指しています。
■具体的な取組
◆読解を経由する記述力向上プログラム「レインボーモデル」
大妻女子大学家政学部児童学科教授の樺山敏郎氏の助言をいただき、学校力向上に関する総合実践事業実践指定校(啓西小学校、広陽小学校、西陵中学校)である広陽小学校と、啓北小学校の3校で協力しながら取組を進めています。
レインボーモデルとは、インプットやアウトプットのプロセスを重視する7つの視点のことで、本校ではその中の一つ「所与の条件に即した記述」を授業の取り入れています。
また、授業の中だけでなく、朝学習の中でも学年のつながりを考え書く活動を工夫しています。特に”3Z(時間・字数・条件)”を意識して取り組んでいます。
◆ラーニングマウンテン
国語の授業では、「ラーニングマウンテン」を活用しています。
ラーニングマウンテンとは、子どもと教師が、学習の目標を共有するための学びの山のことで、ゴールイメージや、そこにたどり着くためのプロセスイメージをもつために活用しています。
このような取組を通し、日常の授業改善を図りながら、児童の「読む力」「書く力」の向上を目指しています。